酒造りブログ:酒母仕込編(後編)
- 酒造り
- | トラックバック(0)
- | コメント(0)
先日の予告どおり、酒母の仕込、後編でございます。
お米を冷やすところまでご説明しましたね〜(´ー`)
このように、お米の湯気と、男達の湯気で少し霧がかかります。
煙と間違えないかなー・・・と思ったとき
ジリジリジリジリジリジリ〜♪
寝た子を起こす蔵に響く鐘の音。
のび太くんでも0.2秒で起きる大きな音です。
見事に、火災報知器が鳴ってしまいました(>_<)
ご来場されていた方や、会社の方々には大変ご迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした。
作業前の気温が
10℃で
2℃アップ (゚Д゚;)
熱気だけで2℃アップですよ。2℃。
そりゃ報知器もなりますね。反省です。
さて、ここでもお米を冷まします。
酒母のタンクの中に入れるのですが、毎度のように熱すぎてもダメ。冷ましすぎてもダメというとてもシビアな条件です。
熱ければ、お米が溶けすぎてしまいますし、冷やしすぎれば、酵母がうまく育ちません。
手でパタパタと冷やすものなので、一気に冷める訳ではありません。
温度計を見ながら、ころあいを計って、ちょうど良いタイミングで入れます。
最初は結構熱いので、手の皮が痛くな
皆のもの、いまじゃぁ〜っ!!(゚Д゚≡゚д゚)(やっぱり突然)
毎度ながら、そのタイミングはいつも突然やってきます。
タンクの中にお米を入れてドンドンかき混ぜていきます。
これが結構力がいて大変なんです。
(私は写真撮りなので、残念ながらかき混ぜておりません)
さてさて、できあがった温度をはかりまーす。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
(´・ω・`) ちょっと温度が高かったです。
なかなかすべてがうまく行くとは限らないですねー。
だから、手造りで、お酒造りは面白いって話でもあります!
かなり混ぜてから、次は「汲みかけ」というものをします。
お米の中に、円筒形の筒を入れます。
下側に溝が入っています。
こうすると、中心部に液体がたまってくるんですね。
その液体を、周りのお米に注いでいきます。
このような感じです。
この液体には、麹が溶けた養分などが入っているため、それを全体的にお米に分け与えたいため、かけていきます。
どのくらいやるかといいますと
夕方まで永遠と
30分間隔くらいで、ひたすら汲み上げはかけます。
さながら、部活合宿か、汲みかけマシーン。
かけた先から、すーっとしみこんでいく様子を見ていると、砂漠に水をまいてるかのように心境にいたります (´Д` )
安西先生、機械が欲しいです。と座りながら涙を流したいくらい、なにか良い方法がないかと思案中です。
そして、ひたすら腕を動かしているので、筋肉もパンパン。腕を鍛えたい方はぜひ挑戦してみてください!(ブートキャンプ)
そんなに数多くやらなくても良いという人もいます。
しかし、私としては、お酒の大元になる大事な酒母ですから、手を抜かず、たくさん汲みかけることでお米全体にむらなく栄養素がいき、次につながると信じておりますので、結構たくさんするのです。
地獄のような汲みかけブートキャンプが終わると、夕方に「荒櫂」(あらがい)をします。
皆様は、TVなどで、液体状のものがプツプツとわいているようなイメージかもしれませんが、最初の時は、ガチガチで固い状態です。
これを3人がかりで、まぜあわせる作業になります。
写真のように、お米の固まりで残っています。
この荒櫂は、寒空の下でも汗が出るくらい、かなり激しく動きます。
息も切れ切れで、荒櫂をやるたびにダイエットになるなー、といつも思っています。
・・・でもなぜお腹に肉がつきますか・・・_| ̄|○ il||li
−−−
さて(気を取り直しまして)、これが前編・後編あわせた、昨日の酒母仕込になります。
本日は「打瀬」(うたせ)といいまして、温度を下げていきます。
できれば、明日の朝までに、10℃より下にしたいところです。
今日は、日中10℃くらいなのでそれほど寒くない(と言ってしまうあたりが雪国)。できれば、バナナで釘がうてるくらい寒くないと!(それほど寒いとかえってダメです)
そこで氷の手助けを頂きます。
朝は、最初はこのような状態。
これに櫂入れ(まぜることです)をして、温度を一定にします。
そして、真ん中に、氷を入れた筒を差し込むことで、直接温度を冷やします。
気温は10℃以下ですが、それでも氷を使うという、とても不思議な世界。
均一にするために、たまに筒を動かしながら夕方まで待ちます。
そして、運命の夕方・・・
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
(´・ω・`) やっぱり温度が高かったです。
このように、前日の作業内容が、ダイレクトに次の日に影響してしまうんですよー。
そのためひとつひとつの作業を丁寧にしないと、ドンドン目的の場所からずれてしまうので、毎日が緊張であり、とても手を抜くことができません!
というわけで、さらに氷りさんにフォローしてもらいます!
氷りさん登場!
このように、今度は、タンクのわきにマットをひいて、氷を入れて、外から中から冷やします!
明日の朝は、10℃くらいになってますように!
と、祈りながら、今日も就寝するのです・・・zzz(夜中に麹造りで起きますが)
- [2007/11/16 23:31]
- 酒造り |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://homaresake.blog122.fc2.com/tb.php/29-69867ec5
- | HOME |




コメントの投稿