大吟醸米洗い 


どこからか声が聞こえる
という体験をされたことありますでしょうか?
いや、幽霊とか、幻聴とかそういう類のものではなくて(;´∀`)



さて、本日からいよいよ大吟醸のお酒造りが始まります。
大吟醸といいますと、大抵の酒蔵で一番気合いが入る酒造りでもあります。
蔵のエッセンスが、この一滴にすべて凝縮される、と言えるかもしれいほどであります。

さて、大吟醸も麹造りから入ります。
まずお米。

酒造り114 

なんと、6割もまわりを削って、残り40%だけしか使わない、という贅沢なお米であります。
使うのは、兵庫県産の山田錦です。
原料米としては高価ですが、とても綺麗でふくらみのある味が出るため、大吟醸はこの山田錦で造る酒蔵多いです。

他のお米同様、洗米をいたします。

酒造り117

通常のお洗米と同じように見えますが、実は吟醸関係は水の温度が違います。
通常は13℃くらいの水を使ってますが、
このお水4℃です。
バナナが凍るいきおいです(凍りません)

大雪がふるさすがの川場村でも、普通の水では4℃にはなりません。
タンクで冷やしたお水をひっぱってきます。


酒造り115

このようなポンプで。


酒造り116

ながーい、廊下をわざわざひっぱてきます。
手袋をしていても、さすがに手が冷たいお水でございます。
しかし、お米をうまく処理するために仕方がないのです。いじめではありません。


いぜん書きましたがお米にどのくらい水をすわせるかここでも計ります。
というか、今まで計ってきたのは、この大吟醸のための試験といってもいいくらい、大吟醸はシビアでございます。
そこで、今回は自分の勘だけに頼るのでなく、少量のお米で試験をしました。
その試験を参考に、吸水時間を決めることにしました。



酒造り118

このような感じで、水の水具合を目で確認しながら、試験した時間に近づくのを待ちます。
ストップウォッチを片手に、流れる静寂。
段々と、試験した時間に近づきます。
そして、あと1分というところで、

そこで、最初に書いた声が聞こえるのです。



もう少し時間のばしたほうがいいんじゃない?


と。
見れば確かに、まだあんまり水を吸ってないような様子なのです。
声をや自分の視覚を信じるのか、データを信じるのか・・・

タイムリミットは1分。

・・・悩む。


見た目は、確かに吸ってないように思える。




しかし、データではこの時間。




自分を信じてのばすのか?





データを信じてこのままあげるのか?







そしてわたしは







データを信じました。







結果。







吸ってなかった(´;ω;`)



神様の声なのかはわかりません。
しかし、確かに何かがささやきました。
わたしはその声を信じませんでした。
自分の目さえ信じず、データを信じました。


自信のなさでしょうか?
それとも、データがはびこってる世界に慣れたため、それを盲信してしまったのでしょうか?
酒造りは五感が大事ということを忘れていたことを、神様が水を吸ってないことで、教えてくれたのかもしれません。



・・・神様、違う形で教えて欲しかったです(涙)

コメント

私も・・・

あけましておめでとうございます!
私も神様の声はよく聴きます・・・・

でも、大抵は「そんなの関係ね〜」と
無視してしまいます・・・・

今年も元旦から神の声が
「その台出ないよ〜」って・・・・

神の声にしたがってれば良かった・・・

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