大吟醸選定中 

がんばって造った大吟醸ですが、このお酒は全国の新酒鑑評会というものがありまして、そこに審査して頂くためにお酒を出します。

大吟醸搾る袋吊りは、搾った時間の経過によって味が異なります。
つまり、最初に搾ったものと、最後の方では味が異なるのです。
そのためどの時間帯のお酒が一番味が良いかこちらで考えなければいけません。



酒造り136

このように、経過した時間にそって搾ったお酒を並べまして、すべて利き酒をします。
利き酒は、飲んでしまうとべろんべろんに酔ってしまうため、口の中にいれたら吐くのが基本です。

口に入れてどれが良いかひじょーに悩むため、一発で決めることはできません。
そのためあちこち行ったり来たりします。
それだけ複数繰り返してますと、たとえ飲まずに吐いたとしても



酔います


口の中も麻痺してしまうため、何回休憩をしてやり直しもします。
人それぞれにやり方があるようですが、私は途中で水を飲んだりすると舌の感覚が戻ってしまうため、一気にやります。

しかし今日では決められなかったため、数を絞ってまた明日行いますm(_ _)m


コメント

こんにちは!

新種鑑評会ようのお酒は、販売するものとは別に造るのですか?それとも販売用のお酒の中から出すのでしょうか?
何れにしても大変な作業ですね、ご苦労様です!

加藤薫著、『桶屋の挑戦』(中公新書ラクレ)という本を今読んでいるのですが、とても面白い本ですよ!
木の桶による酒造りを復活させた話がたくさん出てきます。

◆くまさんへ
ご質問ありがとうございます!
手前どもの蔵では、鑑評会用の特別なお酒を造ります。
といっても全部が出せるわけではないので、当然お酒もあまります。それは販売させて頂いております。
一番良いところをお客様にお出しできないのは申し訳ないのですが・・・(T_T)
本、とっても興味ありますので、今度探してみます!!
ありがとうございます!


ありがとう

早速のお返事ありがとうございました!

ちょうど自動車メーカーが公道を走るわけでもないF1カーを必死に開発するのと同じようなことなのでしょうね。
鑑評会に向けて全力をあげて酒造りをすることが、何年か後の酒造りの肥やしになっていくのでしょうね。
とても良いお話を戴きありがとうございました!

◆くまさん

なるほど、素敵なたとえありがとうございます。
ホンダのCMで、F1の技術を通常の車にもっていくように、私どもの蔵でも大吟醸の技術を他のお酒にも踏襲しているようにしております。
吟醸の造り方を基本に考えますと、他のお酒も非常に美味しくできますので(^^

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